映画『くも漫。』は、風俗店でプレイ中にくも膜下出血を発症して病院に運び込まれた男が死の淵から生還する姿が描かれています。
- 実話の闘病記が知りたい
- 情けない状況に同情したい
- 死の淵からの生還劇が見たい
映画『くも漫。』概要
あらすじ
中学校の教師を辞め、実家で長らくニート暮らしをしていた29歳の中川学(脳みそ夫)は父親(平田満)のコネで特別支援学級の臨時教師となった。
ようやく自分に合う職に就いた学は高揚感と性欲が抑えられず、風俗店へと駆け込む。
そこでNo.1風俗嬢・ゆのあ(柳英里紗)から最高のサービスを受け、絶頂に達しようとしていたその瞬間にくも膜下出血を発症。
風俗店から救急車で病院へと運び込まれる。

しかし、完治率30%の死の淵から生還した学を待ち受けていたのは身内からの「どこで倒れたのか」についての質問攻めだった。

キャスト
中川学(脳みそ夫)
風俗店でくも膜下出血を発症してしまう。
風俗嬢・ゆのあ(柳英里紗)
No.1風俗嬢で医療系の勉強をしている。
学の妹(沖ちづる)
学の所持品から倒れた場所を特定する。
学の父(平田満)
妻にとある秘密を抱えたまま現在に至る。
作品情報
『くも漫。』(2017年)
出演:脳みそ夫, 柳英里紗, 沖ちづる
監督:小林稔昌 原作者:中川学
映画『くも漫。』感想

見どころ3選
- 同情せずにはいられない状況
- 家族・親戚の異常な執着心
- 他人事ではない身近な病気
いまだかつてこんなに情けない生還劇があったでしょうか。風俗店で緊急搬送されるという同情せずにはいられない状況に、(笑えないけど)笑ってしまいます。

そして驚くべきことにこれは漫画家・中川学の実話。実際にこんな悲劇を経験した人がいると思うと、さらに(笑えないけど)笑ってしまいます。
完治率30%の死の淵から生還したにも関わらず、親族一同で繰り広げられる「どこで倒れたのか議論」はまさに地獄。

悪意がないからこそ、よけいにつらい。
しかしながら、情けない部分に反して闘病パートはかなり壮絶で他人事とは思えません。

全体的にコミカルに描かれていますが、決して病気を茶化しているわけではなく、だれにでも起こりうる病気として身近に感じます。
完治して本当によかったと思いますし、でもやっぱりちょっとあの情けない状況にはどうしても笑ってしまいます。

©クリエイティブネクサス
映画『くも漫。』視聴方法
動画配信サービス各社配信情報
本ページの情報は2021年3月時点のものです。
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配信状況 | サービス名 |
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