ドラマ『呪怨:呪いの家』は、80~90年代を舞台に怪しい事件があとを絶たない一軒家・呪いの家の起源が明らかされます。
- 呪いよりも人間の怖さに震えたい
- 過去の凶悪犯罪に興味がある
- 『呪怨』シリーズのファン
ドラマ『呪怨:呪いの家』概要
あらすじ
心霊研究家の小田島泰男(荒川良々)はオカルト番組で共演したタレント・本庄はるか(黒島結菜)から怪奇現象の相談を受ける。
後日、はるかから小田島のもとに届いた1本のテープには聞き取ることのできない不気味な音声が録音されていた。次第にはるかの周りでおかしな現象が起き始める。

小田島は、一連の怪奇現象の手がかりが「一軒家」ということしか掴めずにいた。
一方、高校生の河合聖美(里々佳)は転校したばかりの学校でクラスメイトから猫屋敷と呼ばれる空き家へと誘われる。
キャスト
小田島泰男(荒川良々)
心霊研究家で本を書いている。
本庄はるか(黒島結菜)
怪奇現象に悩まされているタレント。
河合聖美(里々佳)
母親の都合で転校したばかりの高校生。
M(柄本時生)
連続幼女誘拐殺人事件の犯人。
作品情報
『呪怨:呪いの家』全6話(2020年)
出演:荒川良々, 黒島結菜, 里々佳
監督:三宅唱 脚本:高橋洋, 一瀬隆重
ドラマ『呪怨:呪いの家』感想

見どころ3選
- 不快感が続く怒涛の胸糞展開
- 80~90年代に起きた凶悪犯罪
- 湿度高めのジャパニーズホラー
このドラマが話題となっている理由は、呪いの怖さよりも胸糞の悪さだと思います。
序盤から幼女暴行や強姦など、怒涛の胸糞展開に目が離せません。さらに気味の悪いエンディング曲も相まって、とにかく不快です。
1話あたり30分(全6話)というテンポのよさから、一気見してしまう人も多いはず。

人間の闇が渦巻く中で群を抜いて不憫なのが里々佳演じる聖美です。母親からは女として見られ、望まない形で処女を奪われ、夫となる男からはDVを受ける救いようのない状況。
時代設定が80~90年代ということもあり、現在よりも閉塞的な印象を受けます。

そういった状況がやたらリアルに感じるのは、80~90年代に起きた実在する凶悪犯罪になぞって物語が進んでいるため。
女子高生コンクリート詰め殺人事件、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件、オウム真理教による事件など、凶悪事件のニュース映像がたびたび映り込むことで臨場感を与えます。

しかしながら目まぐるしく流れる時代とは対照的に、形を変えずにひっそりと佇むのが起源となる一軒家・呪いの家。湿度が高く、息が詰まりそうな重たい空気が漂います。
これぞまさにジャパニーズホラー。

ゾクッとさせる怖さはあれど、不意打ちで驚かすような怖さはないためホラーが苦手な人も比較的視聴しやすいかもしれません。
【ホラーが苦手な人に朗報】
これは自信を持ってお伝えできるのですが、怖いときはエロいことを考えると100%の確率でエロが勝ちます。怖くなったらエロいことを考えましょう。エロいことがすぐに思いつかない場合は、こちらの記事がおすすめ。
また、ホラー作品お決まりの「なんでひとりでそこ行った?」っていうあれも健在。一軒家にわらわらと登場人物が集結します(まぁそうしないと物語が進まないけども!)。

いろいろとつっこみどころが多く、あっという間に全6話を視聴してしまいました。過去作との関連性も随所に散りばめられているため『呪怨』シリーズファンは必見。
©2020 NBCUniversal Entertainment
ドラマ『呪怨:呪いの家』視聴方法
動画配信サービス各社配信情報
本ページの情報は2020年7月時点のものです。
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