映画『ホテルコパン』は、とあるホテルに集まった男女10人が「逃げてきた自分」と向き合う姿が描かれています。
- 登場人物が多い物語が好き
- インチキ教祖に興味がある
- 人生の起死回生を図りたい
映画『ホテルコパン』概要
あらすじ
長野県白馬村にある「ホテルコパン」は、かつての活気が失われ閑散としていた。従業員は元教師の海人祐介(市原隼人)と愛煙家の片山ユリ(玄理)の2人しかいない。
起死回生を図るオーナーの桜木(近藤芳正)は、仕入先のスーパーで見かけた「生産者の顔が見える野菜」をヒントに無許可で従業員の顔写真をホームページに載せてしまう。
すると数組の予約が入り、訪れた女性客(清水美沙)を見た海人は激しく動揺する。

キャスト
海人祐介(市原隼人)
教員時代のトラウマを抱えている。
桜木悟(近藤芳正)
ホテルのオーナーで五輪の話が好き。
片山ユリ(玄理)
ホテル従業員で海人と肉体関係を持つ。
浜名美紀(大沢ひかる)
彼氏のことが大好きですぐに写真を撮る。
班目孝介(前田公輝)
美紀の彼氏で美紀に誘われて旅行に来る。
段来示(栗原英雄)
「いちじくの会」という宗教団体の教祖。
大崎ひかる(水田芙美子)
段来示から肉体関係を通して勧誘される。
舟木曜子(李麗仙)
ベテラン女優で撮影のために宿泊する。
澤井善(大谷幸広)
舟木の付き人で役者を目指している。
麻子(松本若菜)
「いちじくの会」の信者で幹部。
千里(清水美沙)
海人の写真を見て訪れた女性客。
作品情報
『ホテルコパン』(2015年)
出演:市原隼人, 近藤芳正, 玄理
監督:門馬直人 脚本:一雫ライオン
映画『ホテルコパン』感想

見どころ3選
- わけあり男女10人の暗い過去
- インチキ教祖のセックス勧誘
- ゆるやかな破滅と現れる本性
従業員から宿泊客まで登場人物全員が「わけあり」で、とにかく暗いです。
市原隼人演じる海人は教員時代に教え子を自殺させてしまったトラウマを抱えているため玄理演じるユリとセックスをしてもイクことができません。
宿泊客についても、彼女だけが盛り上がっている若いカップル・売れなくなったベテラン女優と付き人・インチキ教祖と信者候補の女など、わけありレベルが高い。

特に強烈だったのが、信者候補の女とセックスをしながら勧誘するインチキ教祖。
水田芙美子演じる洗脳された令嬢・ひかるが乳首出しヌードで教団のシンボル(?)のいちじくをむさぼる姿は見逃せません。

しかしながら全員がゆるやかに破滅に向かっていく中で現れる自分勝手な本性は人間味に溢れ、ろくでもないと思っていた人物でさえも愛おしく見えてしまいました。
さてここで問題です。雪が溶けたらなにになるでしょうか。答えは映画の中にて。
©2015 and pictures inc.
映画『ホテルコパン』視聴方法
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本ページの情報は2020年2月時点のものです。
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