映画『ヒメアノ~ル』は人生に不満を抱く男の焦燥や絶望が描かれています。
- 森田剛の怪演に震えたい
- 怖さと笑いが両方ほしい
- 殺害描写はしっかり見たい
映画『ヒメアノ~ル』概要
あらすじ
清掃会社で働く岡田進(濱田岳)はなにもない日々に不満を抱いていた。
ある日、安藤勇次(ムロツヨシ)から恋愛相談を受け、カフェ店員の阿部ユカ(佐津川愛美)との仲を取り持つように頼まれる。

カフェに行くと、岡田の同級生・森田正一(森田剛)と再会する。
キャスト
岡田進(濱田岳)
ビルの清掃員で人生に不満を感じている。
森田正一(森田剛)
岡田の同級生で学生時代にいじめを受ける。
阿部ユカ(佐津川愛美)
美人のカフェ店員で岡田にひとめ惚れする。
安藤勇次(ムロツヨシ)
岡田の同僚でユカに好意を寄せている。
和草浩介(駒木根隆介)
岡田と森田の同級生で森田から恐喝される。
久美子(山田真歩)
若草の婚約者で森田の存在を恐れている。
作品情報
『ヒメアノ~ル』(2016年)
出演: 森田剛, 濱田岳, 佐津川愛美
監督:吉田恵輔 原作者:古谷実
映画『ヒメアノ~ル』感想

見どころ3選
- 無機質な殺人鬼の狂気
- 日常のコメディパート
- 濡れ場と撲殺のコラボ
なんといっても森田剛の怪演に震えます。学生時代に受けたいじめが原因で殺人鬼へと変貌してしまうのですが、あまりにも悲痛。
まさに「死んだ目」をしていて、そこには絶望しかありません。非常な殺人鬼が一瞬だけ素に戻る瞬間は心がエグられました。

内容的にはかなり重めではあるものの、日常パートはコメディ寄り。濱田岳とムロツヨシのテンポのよい会話劇は笑ってしまうはず。
狂気と日常が交錯する部分が本作の見どころと言えるでしょう。
中でも、濱田岳演じる岡田と佐津川愛美演じるユカの「濡れ場での喘ぎ」と殺人鬼に撲殺される「被害者の喘ぎ」が交互に展開されるシーンは映画ならではの臨場感があります。
殺害描写についてはしっかり写っているため苦手な人はご注意ください。
©2016「ヒメアノ~ル」製作委員会
映画『ヒメアノ~ル』視聴方法
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本ページの情報は2021年11月時点のものです。
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