ドラマ『地獄が呼んでいる』は地獄に落とされる恐怖で狂った世界が描かれています。
- 怒涛の胸糞展開が好き
- ディストピアが見たい
- 未知の怪物に絶望したい
ドラマ『地獄が呼んでいる』概要
あらすじ
人通りが多い白昼のソウルで突然現れたこの世のものではない “なにか” に襲われ、ひとりの男が焼死した。
刑事のチン・ギョンフン(ヤン・イクチュン)は殺人事件として捜査を始める。しかし、死の告知を受けるとどこにいても必ず “なにか” が現れて地獄へと落とされるという現象はその後もつづいた。
これを罪の裁きと主張するカルト宗教団体・新真理会は瞬く間に信者を増やし、議長のチョン・ジンス(ユ・アイン)は圧倒的な支持で権力を得る。

キャスト
チョン・ジンス(ユ・アイン)
カルト宗教団体・新真理会の議長。
ミン・ヘジン(キム・ヒョンジュ)
弁護士で母親が癌を患っている。
チン・ギョンフン(ヤン・イクチュン)
刑事で薬物中毒の男に妻を殺される。
ユジ執事(リュ・ギョンス)
新真理会の執事で権限を持つ。
ペ・ヨンジェ(パク・ジョンミン)
テレビ局のプロデューサーで妻子がいる。
作品情報
『地獄が呼んでいる』全6話(2021年)
出演:ユ・アイン, キム・ヒョンジュ, ヤン・イクチュン
監督:ヨン・サンホ 脚本:チェ・ギュソク
ドラマ『地獄が呼んでいる』感想

見どころ3選
- 癖が強すぎる謎の怪物
- 容赦ない怒涛の胸糞展開
- 告知が通じない相手への告知
冒頭5分で、湯気ゴリラ人間に絶句します。

死の告知を受けた人物を襲う3体の怪物で、まず彼らのチームワークのよさに目を奪われるはず。人間を即死させず、確実に痛みを与えてから焼死させるところがエグいです。
最後に毎回綺麗なフォーメーションをキメる姿は思わず真似をしたくなってしまうことでしょう(私はなりましたよ)。
そういったビジュアルでのインパクトも強いのですが、不条理が止まらない胸糞展開は回を重ねるごとに不安にさせられます。

混乱した世界で容赦なく「人」が「人」に襲われていく姿は不快そのもの。そしてそれが正義として成り立ってしまうディストピア。もうすでにそこが地獄です。

そんな中でちょっと笑ってしまったシーンもありまして。ネタバレになってしまうため詳細は控えますが、確実に話が通じない相手に対してもまったく同じ熱量で行われる死の告知がおもしろかったです。
また、前半に出てくる刑事がどこかで見たことあるなぁと思っていたら『あゝ、荒野』で菅田将暉とW主演していたヤン・イクチュンでした。

前半と後半で物語が大きく変わるため、そこも見どころのひとつ。ただ、私は韓国の名前に慣れていないため会話内で名前が出てきたりすると『イカゲーム』のときと同様に状況を把握するのが難しかったです。
とはいえ全6話でサクサク視聴できるので胸糞好きな人にはおすすめ。本当に救いがないので覚悟してご覧くださいませ。
©NETFLIX
ドラマ『地獄が呼んでいる』視聴方法
動画配信サービス各社配信情報
本ページの情報は2022年2月時点のものです。
最新の配信状況は各サービスにてご確認ください。
配信状況 | サービス名 |
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