映画『歯まん』は、自らの性器で恋人の局部を食いちぎって殺してしまった女子高生のトラウマとコンプレックスが描かれています。
- 究極の愛の形を見たい
- トラウマと向き合いたい
- 体当たりの演技に震えたい
映画『歯まん』概要
あらすじ
女子高生の遥香(馬場野々香)は、はじめてのセックス中に自分の性器から生えてきた歯で恋人の局部を食いちぎって殺してしまう。

自分の特異体質に恐ろしくなった遥香は、思わずその場から逃げ出してしまった。人間のしわざとは思えない残虐性に警察も遥香にたどり着くことができない。
家族や友人にも打ち明けられずに怯えて泣き出す遥香にハンカチを差し出してくれたのが工事現場で働く裕介(小島祐輔)だった。

キャスト
遥香(馬場野々香)
性器に歯が生えてしまった女子高生。
裕介(小島祐輔)
親が借金を残して病死。姉に助けられる。
みどり(水井真希)
裕介の姉で月300万円を風俗で稼いでいる。
作品情報
『歯まん』(2015年)
出演:馬場野々香, 小島祐輔, 水井真希
監督 / 脚本:岡部哲也
映画『歯まん』感想

見どころ3選
- 女性器から歯が生える衝撃
- 究極すぎるラブストーリー
- 体を張ったぶつかり合い
性器に歯が生えるという状況から、B級ホラーやちょっとエッチなコメディなんかを想像する人は多いはず。
実際に馬場野々香の乳首出しヌードはありますが、本作は単なるお色気映画ではありません。トラウマとコンプレックスに本気で悩むひとりの女子高生の物語です。

はじめてのセックス中に自分の性器から生えた歯で恋人の局部を食いちぎって殺してしまうわけですから、そりゃあ当事者なら笑えませんよね(当事者なら)。
同じ“歯で噛む”仲間として代表的なのがヴァンパイア。岡部哲也監督いわく「愛を描くなら性器は必要不可欠だった(だから上の口ではなく下の口になった)」と説明しているようです。・・・なるほど。
性器から生えた歯で食いちぎった局部を膣から取り出すシーンはちょいグロなので、苦手な人はそこだけ目をつぶってください。

好きになった人を性器で殺してしまうという特殊なコンプレックスを抱えているものの、馬場野々香演じる遥香は普通の女子高生。
小島祐輔演じる裕介とたこ焼きを食べながらイチャつくシーンは微笑ましく、「あんたたち早く付き合っちゃいなさいよ」と私の中のオバ心がうずきました。

しかし、裕介と幸せな時間もつかの間。遥香にはさらなる試練が訪れます。「生と性と愛」というテーマの本髄はここから。
遥香の選んだ究極の愛は必見です。

また、拘束やレイプなどの暴力シーンも印象的でした。体当たりの演技は圧巻です。容赦ないぶつかり合いに役者魂を見ました。
中でも水井真希演じるみどりの狂気が尋常ではなく、強烈な爪あとを残します。

みどりの言動ひとつひとつが大きな破壊力をもたらすので、お見逃しなく。
©2015「歯まん」
映画『歯まん』視聴方法
動画配信サービス各社配信情報
本ページの情報は2021年11月時点のものです。
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配信状況 | サービス名 |
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