映画『グレイトフルデッド』は、孤独な人間を観察する悪趣味な女と標的にされた孤独死寸前の老人のバトルが描かれています。
- ブラックコメディが好き
- 逆強姦される老人が見たい
- 悪趣味な日課を持っている
映画『グレイトフルデッド』概要
あらすじ
幼少期に家族が離散して愛情に飢えて育った冴島ナミ(瀧内公美)の日課は、孤独な人間を見つけ出して観察すること。
いつものように町を散策していると、悲壮感溢れる老人・塩見三十郎(笹野高史)を見つける。孤独死寸前の塩見を観察することで優越感を得ていた。
ところがある日、塩見の自宅にボランティアのスヨン(キム・コッピ)が訪れる。

スヨンが信仰するキリスト教の「救い」に希望を見出して活力を取り戻す塩見を見たナミは、怒りに震えて襲撃してしまう。
キャスト
冴島ナミ(瀧内公美)
父親の遺産で気ままに暮らしている。
塩見三十郎(笹野高史)
家族とは疎遠で孤独に生きる老人。
スヨン(キム・コッピ)
キリスト教を信仰している若者。
村佐古(矢部太郎)
公園で鳩の餌付けをしている。
北野敦子(渡辺奈緒子)
ナミの父親の愛人でキリスト教徒。
冴島明日香(酒井若菜)
ナミの姉で早々に実家を出て行く。
作品情報
『グレイトフルデッド』(2013年)
出演:瀧内公美, 笹野高史, キム・コッピ
監督 / 脚本:内田英治
映画『グレイトフルデッド』感想

見どころ3選
- 孤独死寸前の日常生活
- 痴女ならぬ血女の逆強姦
- カラテカ矢部の殺人鬼姿
孤独死寸前の老人の日常があまりにもリアルで心苦しくなります。
食事中に喉を詰まらせて吐き出してしまったり(しかもそいうときに限って近くに飲み物がない)、布団の中で小さくなりながらすすり泣く姿は未来の自分を見ているよう。
そんな老人を監禁し、ED薬を飲ませて勃起させ、逆強姦するのが瀧内公美演じるナミ。直前に人を殺めたばかりなので血まみれです。

卑猥な行為を好む女性を「痴女」などと呼んだりしますが、これは痴女ならぬ血女。おっぱいよりも返り血が気になります。
笹野高史もまさかこの年齢でセックスシーンを演じることになるとは思っていなかったのではないでしょうか。
また、お笑い芸人・カラテカ矢部は冷酷な殺人鬼を好演。主演・瀧内公美のヌードに引けを取らない脱ぎっぷりには目を奪われます。

冷酷な殺人鬼ゆえ矢部出演シーンは基本的にすべてちょいグロ。痛いのが苦手な人は薄目でご覧ください。
終盤にかけて増す狂気と、笹野高史演じる塩見がナミに狙われた理由に注目です。
©2013『グレイトフルデッド』製作委員会
映画『グレイトフルデッド』視聴方法
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本ページの情報は2021年11月時点のものです。
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